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時計の故障の原因 |
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【 あ 】 【 か 】 【 さ 】 【 た 】 【 な 】 【 は 】 【 ま 】 【 や 】 【 ら 】 【 わ 】
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【あ】 |
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アップライト
インデックス |
文字盤上の目盛り(インデックス)を文字盤とは別のパーツで作り貼り付けたもの。金などの金属を用いる事が多く、プリントと比べると立体的で高級感あふれる文字盤となる。 |
アラーム |
指定した時刻にアラーム針をセットすると、音を鳴らせて知らせてくれる。実用性に優れた機能で人気が高い。 |
石 |
機械式ムーブメントに用いられる軸受けの事。ムーブメントの軸受けとして人工ルビーが使われている為、この呼び名がある。石が多い方が高級なイメージがあるが、石の数が必ずしも高性能の目安とはならない。通常は17~19石あれば十分といわれている。 |
インダイヤル |
文字盤の中に配置された小さい文字盤のこと。スモールダイヤルとも呼ばれる。初期の時計では、技術的に秒針を時分針と同軸に設置できなかったため、インダイヤル上に独立させていた。 |
インデックス |
文字盤上で時刻を表すマーク。
その形状によってバー、ローマ数字、アラビア数字、ドットやダイヤを埋め込んだものなど様々なタイプがある。 |
エクステンションブレス |
伸縮可能なブレスレットのこと。 |
ETA社 |
多くの時計メーカーにムーブメントを供給しているスイスの時計老舗ムーブメント・メーカー。1986年にSMHグループ(現在のスウォッチグループ)を結成し、現在はその中の核会社。 |
エル・プリメロ |
ゼニス社が開発した自動巻きクロノグラフ用ムーブメント。振動数36,000回/時を誇り、他に類を見ない高精度高性能を実現した。高性能クロノムーブメントの代名詞となっている。 |
エンジンターンド |
ムーブメントに施された、渦巻状の模様。本来は旋盤によって金属を加工した際に出来る切削痕ではあるが、時計の場合は装飾の意味合いが強い。 |
エンドピース |
ブレスレットのコマの内でもっともケースに近いコマのこと。ブレスの力が集中するため強度が要求される。 |
オイスターケース |
ロレックス社が開発し、1926年に特許を取得したケース製造技術。無垢の金属塊をそのまま削り出すことで生成したケースに、ねじ込み式のリューズを装備することで堅牢性を高めた。 |
オーバーホール |
時計を分解し、洗浄、修理、注油、時間調整などのメンテナンスを行うこと。機械式時計は3~5年の周期で定期的に行うのが望ましいとされている。 |
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【か】 |
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カボション |
リューズの先端に埋め込まれたサファイヤなどの宝石による装飾のこと。フランス語で「磨いた宝石」の意。宝飾時計の代名詞であるカルティエが数多く採用している。 |
ギャランティ |
保証、あるいは保証書のこと。保証書は新品購入時についてくるが、原則として再発行されない。 |
キャリバー |
ムーブメントの設計のこと。もしくはムーブメントの形式名、型番のこと。腕時計に使われるムーブメントを表記するために使われ、「Cal.」と略されることが多い。 |
ギョーシェ |
ブレゲによって考案されたダイヤル上の装飾のこと。旋盤機械で基盤目状の彫金加工を施し、気品溢れる時計の表情を作り出す。波状模様のものもあり。この他に、熟練の職人が繊細なデザインを手彫りで施す、ハンドエングレービング・タイプや、有線七宝を用いたクロワゾネ・エナメルなどがある。 |
金張り(GF) |
ケースやブレスの仕上げの一種で、非金属素材を金で薄くコーティングしたもの。「ゴールドフィールド(GF)」とも呼ばれる。 |
金メッキ(GP) |
ケースやブレスの仕上げの一種で、電気処理を用いて金属に薄く純金や合金を張りつけたもの。「ゴールドプレート(GP)」とも呼ばれる。 |
ケース |
ムーブメントを収めるケースのこと。金属製のケースの場合、磨き上げて鏡のように輝かせるポリッシュ(ツヤ有り)仕上げと、光沢を抑えたサテン(ツヤ消し)仕上げがある。 |
クォーツ |
ムーブメントの種類の一つ。水晶振動を用いることにより、1秒間に数万回に及ぶ振動数を実現。機械式ムーブメントに比べ、格段の精度を誇る。世界初のクォーツ式腕時計は、1969年発売のセイコー・アストロン。 |
クラウンマーク |
ロレックスのシンボル、王冠マークのこと。1925年に商標登録されて以来、時計の様々な部分に入れられている。ちなみに、クラウンにはリューズの意味も含まれている。 |
クロノグラフ |
ストップウォッチ機能付きの時計のこと。クロノと略される場合もある。 |
クロノメーター |
クロノグラフと混同しがちだが、時計機能に関わる言葉ではなく、ムーブメントの精度を示す規格のこと。スイスの公式クロノメーター検定所が実施する厳しい精度試験に合格したムーブメントにのみ許される高品位、高品質の証。 |
コマ |
ブレスレットを構成する部品の最小単位の一片。金属以外にもラバー素材などもある。 |
コンビ |
異なる素材で構成されるケースやブレスレット、またそのモデルのこと。 |
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【さ】 |
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サファイヤクリスタル |
腕時計の風防として最高級とされる素材。一見透明度の高いガラスのようだが、実際は人工サファイヤの結晶をスライスし、研磨して作られている。高度が高く、傷がつきにくい、経年変化に強いなどのメリットがある。別名サファイヤガラス。 |
シースルーバック
(裏スケルトン) |
裏蓋にサファイヤクリスタル・ガラスなど透明な素材を使用すること。ムーブメントの緻密な機構や精緻な動きを、時計の裏側から楽しむ事ができる。機械式高級クロノグラフや、複雑時計に多く見られる。など、ダイヤルにもガラスなどを用いて、表裏両面からムーブメントを臨める仕様は、両面スケルトンとも呼ばれる。 |
姿勢差 |
時計本体やムーブメントを上下、横向きなど位置や方向を変えることで生じる精度の差異。 |
GMT |
いわゆるグリニッジ標準時間のことで「Greenwich Mean Time」の略。腕時計では、24時間針と24時間目盛りで時差のある任意の2箇所の時刻が読み取れるものをGMT機能といい、その針をGMT針という。 |
ジャンピングアワー |
通常の時計の場合、時計回りに時刻が進んでいくところ、ジャンピングアワーの場合はそのネーミングの通り、時刻がジャンプする、遊びゴコロをもたせた機能。
フランクミュラー・クレイジーアワーズはこのシステムを
応用したもの。 |
ジュビリーブレスレット |
ロレックスでは主にデイトジャストに装備される5連式ブレスのこと。高級素材を使用したタイプは、スーパージュビリーブレスレットと呼ばれる。
”ジュビリー”とは40周年の区切りを祝う、欧州ならではの祝い年。ロレックス社の40周年目に発表されたデイトジャストに装備されていた事から、5連ブレスレットの事を通称”ジュビリーブレスレット”と呼んでいる。 |
ジュビリー文字盤 |
ロレックスの文字盤の一種。全面にレリーフがほどこされた銀色の文字盤で、コンピューターのように細かい直線により「ROLEX」の文字が刻まれている。「コンピューター文字盤」とも言う。 |
スモールセコンド |
インダイヤルに配置された60秒針のことを指し、略して「スモセコ」とも呼ばれることも多い。 |
精度検定 |
スイスのジュネーブ州やスイスの公式クロノメーター検定協会(C.O.S.C)などが行うムーブメントの精度検定。前者が行う検定に合格すると「ジュネーブ・シール」と呼ばれるスタンプがムーブメントに刻印される。 |
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【た】 |
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ダイバーズウォッチ |
一般的には100m以上の防水性能を持つ、潜水用時計のこと。 |
ダブルネーム |
ダイヤルにメーカーの他、別のブランドの表記がはいったもの。 |
チェリーニ |
イタリア・ルネッサンス期の著名な金細工師、ベンベヌト・チェリーニにちなんだ、ロレックスのモデルの一つのシリーズ名。 |
ディフュージョン
ブランド |
既存のブランドが、低価格設定の時計をラインナップして販売する、普及品ブランド。ロレックスに対する、チュードルがそれにあたる。 |
デッドストック |
新品が、未使用のままメーカーや問屋、小売店に在庫として保存されている状態、またはその品物。 |
陶製文字盤
(ポーセリン) |
文字盤を陶器でつくったもの。塗装やエナメル、マザーオブパールとは全く違った優しい独特のデリケートな表情が特徴。当然ながら、衝撃には弱く、古いモデルではひび割れ、欠けのあることが多い。アンティークを含む、パテックフィリップなどの一部ハイエンド腕時計に見られる古典的なディティールの一つ。 |
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【な】 |
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七大機構 |
機械式時計のムーブメントにおいて、複雑かつ製作に高度な技術が必要とされる機構の総称。トゥールビヨン、永久カレンダー、レトログラード、パワーリザーブインジケーター、ミニッツリピーター、スプリットセコンド・クロノグラフ、ムーンフェイズを指す。 |
24時間計 |
時刻を24時間単位で表示するインダイヤル。昼夜の区別が一目でわかる。 |
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【は】 |
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バケットベゼル |
宝飾系時計でよく見られる角型の宝石を埋め込んだベゼルのこと。バケットとは、四角くカットされ、シンプルに光るダイヤモンドの形式を指す。 |
バーゼルワールド |
スイスの北、フランスとドイツの国境に接している都市・バーゼルにて、毎年3~4月に開催される世界最大の時計見本市。 |
パッキン |
金属の結合部に挟み込む樹脂やゴム製の部品。ケース内部への水分や埃の混入防止の役割を持つ。「ガスケット」とも呼ぶ。 |
ハック機能 |
時刻合わせの際、リューズを引くと秒針が止まる機能のこと。 |
バックル |
ブレスレットやベルトの留め具。脱落防止や装着感を考慮し、各社で様々な工夫が凝らされる。「クラスプ」「尾錠」とも呼ばれる。 |
バネ棒 |
ブレスレットやベルトを本体に固定するための棒状の連結用パーツ。 |
バブルバック |
1930年代から1950年代に製造されたロレックス・オイスターパーペチュアルの通称。それまでの手巻ムーブメントに自動巻きローターを追加し、厚くなったムーブメントを収めるため、泡(バブル)のように膨らんだ裏蓋を採用したことに由来する。 |
パワーリザーブ
インジケーター |
機械式時計で、動力源であるゼンマイの巻上げ残量が一目でわかる機構のこと。駆動可能な時間を専用の針で表示するタイプのものが多い。 |
風防 |
時計表示部分を保護する風防ガラスのこと。サファイヤクリスタルや強化ガラス、合成樹脂のアクリルガラスなどの素材が用いられる。 |
フラッシュフィット |
ブレスとアームの連結用の部品。外部から負荷がかかるため、堅牢性が求められる。 |
ブルースチール |
鉄に焼入れをして青みを付けた鋼。製造の際に何度も焼きを繰り返すためヒビが入ることが多く、貴重とされている。主に針やインデックス用に用いられる。 |
ベゼル |
風防の周りに取り付けられたリング型のパーツ。風防をケースに固定する用途のほか、スポーツウォッチではタキメーター表示される事が多い。動かす事のできない「固定型」以外に、潜水時間が計測できるダイバーズウォッチなどでは「回転型」もある。美しいパターン装飾や、宝石が埋め込まれたベゼルは高級時計に多数見られる。 |
ベンツ針 |
別名メルセデス針。先にいくほど太くなる長針と、大きなベンツマークが特徴。視認性が高く、ロレックスの指針の中でもよく見られる。 |
ボーイズサイズ |
通常の男性モデルより一回り小さく、女性用モデルより一回り大きい中間サイズ。 |
ポリッシュ |
鏡のような光沢を得られる金属のケース、もしくはブレスレットの加工方法。柔らかい布やフェルトに研磨剤を染み込ませたバフと呼ばれる道具で素材を磨いて仕上げる。ステンレス、金、プラチナなどが一般的。チタンの場合は素材の特性上、特別な技術が必要。そのため、チタンポリッシュの腕時計は数社がリリースするに限られている。対になる言葉として、一方向への非常に細かいスジが入ったヘアライン仕上げや、光沢を抑え、さらさらとした手触りの梨子仕上げなどがある。 |
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【ま】 |
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マザーオブパール
(シェル) |
その名のとおり、真珠母貝を使った文字盤のこと。殻の裏側にある真珠層を薄く削り、文字盤に貼り付けてつくられる。光の加減によってまろやかに変化する色調、陶器のような深みのある光沢は他の素材では味わえないラグジュアリー間を演出する。基本的には白色系だが、ブルーやピンクのようなカラー系も存在する。なお、真珠母貝というのは、アコヤガイ、白蝶貝、黒蝶貝などの総称で特定の貝を指す言葉ではない。 |
マニュファクチュール |
ムーブメントとケースともに自社で設計・生産するメーカーのこと。ムーブメントはムーブメントメーカーのものを購入、もしくは共同開発することが多いのでマニュファクチュールを名乗るメーカーは数少ない。ジラールペルゴ、ロジェデュブイなどが有名。 |
ムーブメント |
外装部品とケース以外の機構部分全体を指す。時を刻み、表示するための心臓部。 |
ムーンフェイズ |
新月から、満月まで29.5日周期の月の満ち欠けを、ダイヤル上の小窓で表示する機構のことをさす。ディスクの上下に2つの月を描き、59日周期でディスクが一周するように59の歯車が用いられている。これにより、小窓からのぞく月の形で月齢を知る事が可能。 |
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【や】 |
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ユニークダイヤル |
インデックスの上半分がローマ数字、下半分がアラビア数字になっているダイヤルの通称。ベンツ針との組み合わせが一般的。 |
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【ら】 |
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ラグ |
ケース上下に取り付けられた4つの突起部分を示す。ブレスレットやベルトをケースと連結させるためのパーツ |
ラ・ショー・ド・フォン |
ジュネーブの北およそ100kmに位置し、フランスとの国境に接するスイス最北西部の都市。スイス時計産業発祥の地といわれている。 |
リダン |
文字盤を塗り替えたり、ロゴやインデックスなどをプリントしなおしたりして、ダイヤルを再生加工したもの。 |
リファレンスナンバー
(Ref.) |
モデルを細分化する型番のこと。 |
リューズ |
時刻や、日付合わせ、ゼンマイの巻上げなどを行う部品。 |
リベット |
ブレスのコマをつなぐ役割を果たす留め具。ねじ切りはされていない。 |
レッドシール |
ロレックスの新品を購入したときに時計本体に結び付けられている赤いマークのこと。ギャランティにもクロノメーターの照明であるレッドシールがプリントされている。 |
レトログラード
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フランス語で"逆行"を意味する。写真の時計の場合
6時位置にある針は27日を指している。これが、31日まで、進み、翌月の1日になると進んできたコースを瞬時に逆戻りするという仕組み。ジェラルド・ジェンタ、モーリスラクロア等のブランドが好んで使用する機能。 |
ローカルタイム |
その名の通り、地球上のある場所の現在時刻のこと。グリニッジ標準時に対する時差を含んだ時間、またはそれを表示できる時計の機能のこと。 |
ローター |
自動巻きムーブメントにある、半円形の錘のこと。日常生活の腕の動きでローターが動く事によってゼンマイを巻き上げる。 |
ロレジウム |
プラチナとステンレスのコンビ素材に対する、ロレックスの呼称。 |
ロレゾール |
ゴールドとステンレスのコンビ素材に対する、ロレックスの呼称。 |
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【わ】 |
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ワールドタイマー |
文字盤に各都市名が記載され、予めその記載都市のいずれかを指定しておくと、自動的にその都市の時刻が判断できるもの。世界をまたにかけるエリートビジネスマンに愛用される機構。 |
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